【NFT】「意味ない・価値ない」は本当なのか?反論します。

NFTアートってなんでこんなに話題になっているのか全然わからないんだけど…。
ただの画像じゃないの?

確かにNFTアートが高値で取引されているニュースを見ると不思議な感じがしますよね。
この記事では「NFTの価値」について解説していきます。
「NFTアートは普通の画像にしか見えないのになぜこんなに価値がついているんだろう?」とお考えではありませんか?

僕もNFTを最初に買うまでは「ただの値上がりしそうな画像」というくらいの認識しかありませんでした。
しかし実際に購入して体験しているうちに「NFTの価値」についての考え方が変わり、今では約70万円ほど投資しています。
この記事では「NFTに価値がない」と言われる理由を4つ紹介し、それに対する反論を僕なりに考察してみました。
NFTに興味がある方は、ぜひこの記事を読んで「NFTの本当の価値」について考えてみましょう!
NFTアートに価値はないと言われる理由

NFTとは簡単に説明すると「デジタルデータ所有できる」という技術です。
- ブロックチェーンによる「唯一無二の証明」
- デジタルデータに固有の価値がつく
- 売買可能になる
詳しくは以下のの記事でがっつり解説しているのでよかったらどうぞ。

今回の本題は「それの何がすごいの?」というところですよね。
まずは「NFTに価値はない」と言われる理由はいくつかありますが、ここでは4つにまとめてみました。
1. ただの画像だと思われている

結局NFTのことを知らない人からすれば「ただの画像との違いがよく分からない」というのが本音ですよね。
いくら「NFTアートは唯一無二です!」と言われてもだからなに?という感じの人が多いかと思います。
しかもNFTアートって実は画像自体はコピー可能なんです。
例えば、「美術館の絵画」を想像してください。
ああいうのってレプリカは大量に出回っていますが、価値があるのは本物だけですよね?
そんな感じでNFTは画像自体はいくらでもコピーできますが、価値があるのは「ブロックチェーンと紐付けられた本物」だけなんです。
「NFTの技術もよく分かってないのに画像自体はコピーもできちゃう」となれば、何も知らない人からすればよくわかんないですよね。
2. 詐欺が多すぎる

これは僕もNFTを買ってみてビックリしたのですが、NFT界隈は詐欺が多すぎます。
- TwitterでNFTのことを呟くと詐欺師(Bot)が現れて怪しいURLを踏ませようとしてくる
- DMで不自然なメールが届いて怪しいURLを踏ませようとしてくる
このような詐欺は日常的にあります。
もちろん「こんな詐欺がある」ということを知っておけば対策することはできますが、詐欺が多いという時点で普通は関わりたくないですよね。
初心者だけでなくNFT慣れしている人でも資産を失った人はTwitterで何回も見てきました。
NFT自体はすごい技術なのですが、詐欺が多いことで「怪しい」という印象を持たれているのかもしれません。
3. NFTアートの価格が下落傾向

少し前までNFTはいわゆる「バブル」のような状態で、コレクションを出せば売れていき、黙ってても価格が上昇していく時代でした。

僕は比較的後発組なのでその時代は経験していません。
その時代に初めてうまく売れればかなり儲かったかも。
その時代と比較するとNFTアート全体の価格は下落傾向にあります。
価格下落の原因としてはいろいろありますが「シンプルにNFTアートが売れなくなってきている」というのが大きいですね。
この市場を見て「やっぱりNFTに価値はないよね」と思われているようです。
4. よく分からないNFTが量産されている

NFT市場では価値のないコレクションが多数流通しているのは確かです。
つまり市場が飽和している状態であり、需要と供給が合っていないということです。
専用ツールを使えば誰でも簡単にそれっぽいNFTアートを量産することができてしまうので、「そのNFTがどのような目的で運営されているのか」が分かりにくくなっています。
お金儲けのためだけにNFTプロジェクトを立ち上げ、その後の展開がなにもなく失敗に終わるパターンはよくあります。
このような中身のないNFTアートは自然と無価値なものになってしまいます。
反論:NFTを価値がないと切り捨てるの損です

ここまで「NFTに価値はない」という意見に対して話してきましたが、実際のところはどうなんでしょう。
結論は「NFTを価値が無いと切り捨てるのは損」です。
そう思う理由は以下の4つ。
以下で詳しく説明していきます。
1. NFTアートはただ絵を買っているだけではない

まず最初に言っておきたいことは、ただ絵を買いたいからNFTを買っているわけではないということです。
NFT投資家が期待しているのはNFTアートが持つ「ユーティリティ」にこそあります。
NFTホルダーだけが手にすることができる「限定特典」のこと。
- コミュニティ(DAO)の参加券
- NFTゲームをプレイできる
- メタバース内での活動
- 新規NFTの優先購入券
などの特典を受けることができます。
このようなユーティリティを持たせることができるのがNFTアートの最大の強みになります。
優良NFTプロジェクトであれば、「NFTホルダーへの利益還元」をユーティリティとして活動しているので継続的に利益を受けられる可能性があります。
NFTアートはユーティリティにこそ価値があるのです。
2. NFTプロジェクトに参加できる

さらにNFTアートは買って終わりではなく、そのNFT運営が掲げるプロジェクトに参加することができます。
プロジェクトの内容は各NFTアートによって異なります。
NFTプロジェクトが成功することによって
- プロジェクトからの利益還元
- NFTアート自体の値上がり益
この2つのリターンが期待できます。

プロジェクトへの期待値が高いほど、NFTの価値も上がります。
僕の場合は「NFTプロジェクトの成功に投資している」という感覚が強いですね!
3. コミュニティのつながり

NFTアートのプロジェクトの活動の場として「NFTコミュニティ」に参加することができます。
コミュニティではプロジェクトの進行状況を共有できたり、普通の雑談を楽しんだりと、同じNFTを持つ仲間と交流をすることができます。

僕は最初、そういうコミュニティは苦手意識があったので情報収集のためだけに入りました。
しかし入ってみると意外と楽しくて、今では Discordでボイスチャットを聴きながら雑談するのが日課になっています。
いろんな職業の人や違う趣味の人が、プロジェクトの成功という「同じ目標のために集う」というのはまさにWEB3の醍醐味ともいえるでしょう。
NFTコミュニティは「Discord」というチャットアプリで行われています。
NFTを持ってなくてもコミュニティには入れるので、まずは気軽に参加してみましょう。
Discordの使い方はこちらの記事で紹介しています。

4. 大企業が続々と参入している

NFTに期待しているのは僕のような「個人投資家」だけではありません。
国内・国外ともに有名大企業がNFTに注目しており、続々と参入してきています。
- KONAMI (コナミ)
- SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)
- mixi(ミクシィ)
- LINE(ライン)
- メルカリ
- 楽天
- NTTドコモ
- 東映アニメーション
- GUCCI(グッチ)
- LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
- Coca Cola(コカ・コーラ)
- adidas(アディダス)
- NIKE(ナイキ)
- STARBUCKS(スターバックス)
ここでは全て紹介できませんが、多くの企業がNFTに注目していることがわかります。
今後はNFTを活用したビジネスが展開されていくことが予想されます。

知らないうちに周りのものがNFTになっている可能性は十分にあります。
この大きな流れに今のうちに乗っておけば先行者利益を獲得することができるかもしれません。
ただし9割のNFTアートに価値が無いことは否定できない

ここまで反論をいろいろしてきましたが9割のNFTアートに価値が無いことは否定できません。
ここまで説明してきたことをまとめると、NFTアートが価値を持つには、
- NFTを持っているだけで得をするユーティリティ
- プロジェクトの成功
上記の2つの要素が非常に重要な役割になってきますが、この条件を満たせるNFTアートはほとんどありません。
適当にNFTアートを売ってその後の展開が何もないというプロジェクトもあり、そのまま価値が下がっていくことが多々あります。
そのような「価値のないNFT」を見分ける必要があるため、NFT投資は非常に難易度が高い投資であることは間違いありません。
しかし中には本気でNFTプロジェクトに取り組み、ホルダーへの利益還元や、プロジェクトの成功を目指しているコミュニティもあります。
そのような信頼できるNFTアートは、将来的に価値が上がっていく可能性があります。
NFTの始め方

ここまでの内容を見てNFTを始めてみたくなった方は、以下の6ステップでNFTアートを購入することができます。

ここからは具体的な流れを解説していきますね!
1. 暗号資産取引所の口座を開設

NFT購入のための暗号資産を準備するためにまずは暗号資産取引所の口座を開設しましょう。
僕は今まで4つの口座を開設してきたのですがNFTアートを購入するなら【GMOコイン】がオススメです。
- 各種手数料が無料
- 取引所はマイナス手数料なので逆にお金が増える
- メタマスクに送金する際の手数料が無料

GMOコインはNFT購入にかかる一連の手数料がすべて無料なので、無駄なコストがかからず、非常に相性がいいです。

他の取引所ではイーサリアムをメタマスクに送るだけでも約1,000円くらい手数料を取られてしまいます…。
何回も取引する場合は非常に大きな損失です。
早ければ即日取引が可能なのでサクッと登録しておきましょう。
スマホで簡単&最短10分で完了
口座開設の手順を画像付きでまとめた記事はこちら。

2. イーサリアムの購入

口座開設が完了したらNFT購入に必要な通貨「イーサリアム」を購入しましょう。
暗号資産取引所でイーサリアムを購入するには2つの方法がありそれぞれ特徴が違います。
販売所 | 販売業者から直接購入する。手数料は高いが購入が簡単。 |
取引所(板取引) | ユーザー同士で取引をする。手数料は安いが少し複雑。 |
オススメなのがやはり手数料の安い「取引所」を使った購入です。
GMOコインの取引所ではマイナス手数料が採用されているので手数料がかかるどころか逆に報酬がもらえる仕組みになっています。
板取引に慣れる必要がありますが慣れてしまえば簡単です。

初心者の僕でもできたので身構えなくても大丈夫ですよ!
取引所での購入方法はこちらの記事で画像付きで解説しています。

3. メタマスクの作成

イーサリアムの購入ができたら暗号資産を保管するウォレット「メタマスク」を作成しましょう。
- 暗号資産取引所 → 銀行
- メタマスク → お財布
みたいなイメージでOKです。
メタマスクはGoogleアカウントがあれば簡単に作成する事ができます。
注意点はメタマスクを使った詐欺も多いというところ。NFTや仮想通貨のような新しい技術には詐欺が付き物です。

自分で気をつけていれば防げるケースがほとんどなので、知識をアップデートしながら防御力を高めていきましょう。
こちらの記事にメタマスクの作成方法と詐欺から身を守る方法をまとめています。
≫【NFTに必須】メタマスクを初心者でも分かるように徹底解説!

4. メタマスクにイーサリアムを送金

暗号資産取引所で購入したイーサリアムをメタマスクに送金します。
「銀行からお金を引き出す」みたいな作業だと思ってください。

一度設定すれば次からの送金は1分かからずにできるようになります。
≫【GMOコイン】メタマスクにイーサリアムを送金する方法を画像付きで解説!

5. OpenSeaとメタマスクを連携させる

NFTアートを購入できるサイト。
NFT市場のトップに君臨する王道のマーケットプレイス。
OpenSeaとメタマスクを連携させることでNFTの購入が可能になります。
NFT購入のマーケットは他にもありますが、最初はOpenSeaでの購入方法を覚えておけば問題ありません。
こちらの記事でOpenSeaとメタマスクを接続する方法を解説しています。
≫【3分でできる】OpenSeaの登録方法とNFTの購入方法・注意点を解説!

6. 好きなNFTアートを購入する

ここまで来ればあとは OpenSeaで好きなNFTアートを購入するだけです。
絵柄の好き嫌いで選ぶのもありですがどうせなら価値のあるNFTアートを選びましょう。
適当なNFTを選んでしまうと価値が上がらず損をする可能性が高くなります。
- NFTプロジェクトの目的
- 運営は信頼できるのか
- 資金力は十分か
などを総合的に判断して購入することが重要になります。
まとめ
NFTに価値はないと切り捨てるのはもったいない!
今のうちから情報収集しておこう!
今回は「NFTに価値はない」という意見に対して反論してみました。
今後さらにNFTの技術が広がってくることが予測されるので、今のうちから少しずつ情報を集めておいて損はありません。
せっかくNFTに興味を持ったのにここで撤退するのはもったいないですよ!

ここまで読んでいただきありがとうございました!