NFTアートはオワコンなの?オワコンと言われる理由3つと今後の展開を解説

NFTアートに興味があるけど「オワコン」って意見もよく聞くよね。
実際どうなの?

確かいNFTアートは今「冬の市況」と呼ばれ、かなり厳しい状態ではありますね。
この記事ではNFTアートが本当にオワコンになってしまったのかを解説していきます!
「NFTの価値が暴落してるけどもうオワコン?」という意見を最近よく見かけます。
結論から先にいうと今のNFTアートは「オワコンではなく市場が落ち着いてきただけ」です。

今までのNFT市場がバブルだっただけということです。
今後市場は安定していくでしょう。
とはいってもNFTアート業界が今までない崖っぷちに立たされているというのもまた事実。
そこで今回は「NFTアートがオワコンと呼ばれる理由」について解説していきます。
この記事を読めばNFTアートのリアルな現状が分かります。NFTアートの購入を悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください!
NFTアートがオワコンと言われる理由
NFTがオワコンと言われている理由は上記の3つの理由が考えられます。
1つずつ解説していきます。
1. NFTアートの価値が暴落気味
NFTアートの国内流通量を見てみると、ピーク時と比較して9割近く下落していることがわかります。

これはシンプルにNFTアートが売れなくなってきているということです。
- イーサリアムの高騰
- 投機目的でNFTを買っていた層が撤退し流動性が低下
- 新規プロジェクトが増えすぎている(市場の飽和)
これらの要因が大きいですね。
一時期の盛り上がりと比較するとかなり冷え切った状況です。

これがオワコンと呼ばれる一番の原因かもしれません。
2. 詐欺が多い
NFTアートの世界は詐欺が多すぎます。
- 詐欺DM
- 偽リンク
- フィッシング詐欺
などなど挙げればキリがありません。
さらに法整備も整っておらず、もし詐欺に引っかかった場合でも泣き寝入りするしかなくなってしまいます。

しっかり対策をすれば防げることが多いんですが…。
なにも知らない普通の人はそんなことに関わりたくないですよね。
詐欺対策に関しては以下の記事でも解説しているので、NFTが気になる方はぜひ見ていってください。

3. 技術が難しく理解されにくい
NFTは最新技術のため難しい用語も多くなかなか理解しずらいです。
NFTのことを理解するためには最低でも、
- ブロックチェーン
- 暗号資産
- メタマスク
- ガス代
これらの技術もセットで覚える必要があります。
どれも一般的にはあまり知られていない用語なので、1から覚えるのは大変ですよね。
これらの難しい技術は初心者にとって大きなハードルとなり、なかなか理解されにくいのが現状です。
「NFT用語集」という記事で専門用語を解説してますが、かなり多いです。

僕は興味があったから覚えられましたが、興味がない方には難しいですよね。
もう少し分かりやすくなれば参入しやすいんですけど…。
NFTがまだオワコンとは言えない理由
とはいえNFTという技術自体は発展途上で、オワコンというにはまだ早いです。
それどころか技術の発展・NFTコミュニティの頑張り次第では、今後さらに発展していくことが予想されています。
そう考える理由は以下の通り。

NFTにはまだまだ将来性があります。
1. 優良プロジェクトは着実に準備を進めている
このような市況の中でも、NFTの未来を信じて準備を進めているプロジェクトがあります。
例えば国内の有名なNFTプロジェクト「CryptoNinja(クリプトニンジャ)」では、アニメ化が決定しており、熱が冷めるどころかさらに盛り上がっています。

さらに国内最大級のNFTコミュニティ「START Land」では独自メタバースを製作中で将来的にNFTアートをそのままアバターとして利用可能になります。
メタバースの様子↓


今までこのレベルのメタバースを制作しているコミュニティは日本にはありませんでした。
「START Land」については後述します。
このように水面下で熱量を持って活動しているNFTコミュニティはあります。

粗悪で適当なコミュニティは今後苦しくなっていきます。
今の時代に活発に活動しているコミュニティは強いですね。
2. 暴落した時こそ仕込みのチャンスだから
上記で紹介したようなコミュニティのNFTアートは、正直今が買い時です。
NFTの価格はピーク時に比べて暴落しましたが、決してオワコンになったわけではありません。
- 各分野の有名企業がNFT事業に乗り出している
- NFTゲームが盛り上がっている
- メタバースとの関連性が強い
- コミュニティが盛り上がっている
などなどNFTの将来性はまだまだ未知数です。
今の下落相場で将来有望なNFTアートを仕込んでおくことができれば、今後またブームが来た時に利益が狙えるかもしれません。

僕は今のうちにもう少し買っておきます。
3. 有名企業がNFT事業に参戦してきている
NFTに注目しているのは個人だけではありません。
誰もが知っている有名企業もNFTの事業を展開していくことを発表しています。
- KONAMI (コナミ)
- SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)
- mixi(ミクシィ)
- LINE(ライン)
- メルカリ
- 楽天
- NTTドコモ
- 東映アニメーション
- GUCCI(グッチ)
- LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
- Coca Cola(コカ・コーラ)
- adidas(アディダス)
- NIKE(ナイキ)
- STARBUCKS(スターバックス)
今後NFTを使った様々なビジネスが展開されていくことが予想できます。

NFTを使った便利なサービスがいろいろ出てくるかも…。
NFTがもっと身近なものになれば、今あるNFTアートの価値も上がるかも知れません。
4. これから安定期に向かっていく
正直にいうと今までのNFTアート業界は「ボーナスタイム」でした。
下の表は新しいテクノロジーが広がっていく様子を表した「ハイプサイクル」というグラフです。

黎明期 | 新しい技術が注目され始める時期。 |
過度な期待のピーク期 | 技術への期待が最も高まる時期。 |
幻滅期 | 期待が現実に追いつかず、失望が広がる時期。 |
啓発期 | 技術の成熟と実用性が向上し、理解が深まる時期。 |
生産性の安定期 | 技術が一般的に受け入れられ、市場で広く利用される時期。 |
NFTのような新しい技術はこのような過程を経て一般に認知され、実用化に向かって進んでいきます。
今の状況が「幻滅期」だとするならここから徐々に安定期に向かっていくでしょう。
安定期になりNFTの有用性が証明されれば、NFTの価値が見直される可能性は十分にあります。

NFTはまだ始まってすらいないということですね。
今こそ仕込むべきNFTコレクション3選
今の「冬の市況」だからこそ仕込んでおくべきNFTコレクションを紹介していきます。
紹介するNFTはどれも今後の日本のNFTを支えていくビッグプロジェクトです。

今からNFTを始めたい方はこの3つから選んでおけば間違いなしですね!
1. START Land

「START Land」とはこれまで3種類のNFTコレクションをリリースしている、国内最大級のNFTコミュニティのことです。
START Land発の3種類のNFTコレクションは全てオススメです。
迷ったら3種類のうちのどれかを購入しましょう。
- NEO STACKEY
- CRYPTO NINJA WORLD
- Panlo
主な活動として最近力を入れているのは「独自メタバース」の制作です。
START LandのNFTコレクションは全て、将来的にメタバースのアバターとして使えるようになる予定。
自身が持っているNFTアートでメタバース内を走り回れるのは嬉しいですよね。

自社開発のオリジナルメタバースの制作は事業としてガッツリお金を投入して作られているのでクオリティも期待できます。
START Landメタバースではユーザーが遊びながらお金を稼げる仕組みを構築中。
メタバースで稼げる時代がすぐそこまで来ています。
下記の記事で詳しくまとめているのでぜひ興味ある方はどうぞ!

2. CNP

CNP(CryptoNinjaPartners)とは数ある日本のNFTの中でトップに君臨するNFTコレクションで、国内だけではなく海外のコレクターからも支持されています。
CNPは発売当初から今に至るまで圧倒的な取引量を誇り、今では国内時価総額No.1のNFTコレクションにまで成長しています。
冬の市況と呼ばれる今でも毎日取引が行われており、流動性の高い作品だということがわかります。
CNPではNFT保持者のユーティリティ(優待サービス)もあり、長期的な投資にもおすすめです。
CNPをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

3. LLAC

Live Like A Cat(以下LLAC)は「猫のように生きる」をコンセプトに活動しているNFTコレクションです。
ファウンダーのしゅうへいさんは「フリーランスの学校」というコミュニティも運営しており、自由に生きるための働き方を学ぶことができます。
デザイナーの猫森うむ子さんはAmazonペイともコラボしているすごい人。
さらにマーケッターにイケハヤさんも関わっており、最強の布陣で運営されています。
グッズ展開やリアルイベントも積極的に行っており、その活動の幅を広げている期待のNFTコレクションです。
NFTの始め方は簡単6ステップ

今のNFTはまさに時代の転換機。
ここまでの内容で「NFTはオワコンどころか今が買い時では?」と思った方は、以下の手順を参考に購入してみましょう。

ここからは具体的な流れを解説していきますね!
1. 暗号資産取引所の口座を開設

NFT購入のためにはまず暗号資産を準備する必要があります。
暗号資産の購入するためには「暗号資産取引所の口座開設」をしましょう。
僕は今まで4つの口座を開設してきたのですがNFTアートを購入するなら【GMOコイン】がオススメです。
- 各種手数料が無料
- 取引所はマイナス手数料なので逆にお金が増える
- メタマスクに送金する際の手数料が無料

大手暗号資産取引所の手数料比較表 | |||||
---|---|---|---|---|---|
取引所手数料 | 販売所手数料 | 入金手数料 (日本円) | 出金手数料 (日本円) | 送付手数料 (ETH)※1 | |
![]() | Maker:-0.01% Taker:0.05% | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
![]() | 約定数量 × 0.01%〜0.15% | 無料 | 0~330円 | 220円~770円 | 0.005 ETH |
![]() | 無料 | 無料 | 770円~1018円 | 407円 | 0.005 ETH |
![]() | Maker:-0.02% Taker:0.12% | 無料 | 無料 | 550円~770円 | 0.005 ETH |
GMOコインはNFT購入にかかる一連の手数料がすべて無料なので、無駄なコストがかからず、非常に相性がいいです。

他の取引所ではイーサリアムをメタマスクに送るだけでも約1,000円くらい手数料を取られてしまいます…。
何回も取引する場合は非常に大きな損失です。
早ければ即日取引が可能なのでサクッと登録しておきましょう。
スマホで簡単&最短10分で完了
口座開設の手順を画像付きでまとめた記事はこちら。

2. イーサリアムの購入

口座開設が完了したらNFT購入に必要な通貨「イーサリアム」を購入しましょう。
暗号資産取引所でイーサリアムを購入するには2つの方法がありそれぞれ特徴が違います。
販売所 | 販売業者から直接購入する。手数料は高いが購入が簡単。 |
取引所(板取引) | ユーザー同士で取引をする。手数料は安いが少し複雑。 |
オススメなのがやはり手数料の安い「取引所」を使った購入です。
GMOコインの取引所ではマイナス手数料が採用されているので手数料がかかるどころか逆に報酬がもらえる仕組みになっています。
板取引に慣れる必要がありますが慣れてしまえば簡単です。

初心者の僕でもできたので身構えなくても大丈夫ですよ!
取引所での購入方法はこちらの記事で画像付きで解説しています。

3. メタマスクの作成

イーサリアムの購入ができたら暗号資産を保管するウォレット「メタマスク」を作成しましょう。
- 暗号資産取引所 → 銀行
- メタマスク → お財布
みたいなイメージでOKです。
メタマスクはGoogleアカウントがあれば簡単に作成する事ができます。
注意点はメタマスクを使った詐欺も多いというところ。NFTや仮想通貨のような新しい技術には詐欺が付き物です。

自分で気をつけていれば防げるケースがほとんどなので、知識をアップデートしながら防御力を高めていきましょう。
こちらの記事にメタマスクの作成方法と詐欺から身を守る方法をまとめています。
≫【NFTに必須】メタマスクを初心者でも分かるように徹底解説!

4. メタマスクにイーサリアムを送金

暗号資産取引所で購入したイーサリアムをメタマスクに送金します。
「銀行からお金を引き出す」みたいな作業だと思ってください。

一度設定すれば次からの送金は1分かからずにできるようになります。
≫【GMOコイン】メタマスクにイーサリアムを送金する方法を画像付きで解説!

5. OpenSeaとメタマスクを連携させる

NFTアートを購入できるサイト。
NFT市場のトップに君臨する王道のマーケットプレイス。
OpenSeaとメタマスクを連携させることでNFTの購入が可能になります。
NFT購入のマーケットは他にもありますが、最初はOpenSeaでの購入方法を覚えておけば問題ありません。
こちらの記事でOpenSeaとメタマスクを接続する方法を解説しています。
≫【3分でできる】OpenSeaの登録方法とNFTの購入方法・注意点を解説!

6. 好きなNFTアートを購入する

ここまで来ればあとは OpenSeaで好きなNFTアートを購入するだけです。
適当なNFTを選んでしまうと価値が上がらず損をする可能性が高くなります。
- NFTプロジェクトの目的
- 運営は信頼できるのか
- 資金力は十分か
などを総合的に判断して購入することが重要になります。
こちらの記事でオススメのNFTアートコレクションを紹介しているので、参考にしてみてください。

まとめ
- NFTの価値は暴落したがオワコンとはいえない
- ブームが過ぎて落ち着いた今こそ投資のチャンス
- 優良プロジェクトは様々な事業を展開しており将来性がある
- しっかり手順を踏めば誰でもNFT購入までたどりつける
今回はNFTアートがオワコンなのかについて解説してきました。
登場初期のブームこそ落ち着きましたが、これから再燃する可能性を十分に秘めています。
ぜひこの記事を参考にしてNFTを始めてみましょう!
とはいえ「NFTを買ってどう楽しめばいいの?」という方も多いはず。
そんな方はこちらの記事が参考になるのでぜひ読んでみてください!
